蒜山がま細工 手提げ ミニミニ
¥15,000
蒜山がま細工 手提げ(ミニミニ)です。
岡山県の北に位置する蒜山で600年以上もの伝統があるがま細工。
湿地に自生する「がま」で作られています。
がまのかごは春夏はもちろん、秋冬のコーディネートにもとてもよく似合います。
がまは軽量で防水、保湿性にも優れていて、雪の多い蒜山地方での暮らしの中では雪ぐつなども作られてきました。そのイメージもあるせいか、ニットのお洋服に持ってもとても可愛らしくお使いいただけるのです。
経年変化もお楽しみいただけます。
使い込むと飴色になり艶もでてきます。
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作り手の蒜山がま細工生産振興会について
岡山県の蒜山地方に伝わる「がま細工」
600年以上あるその歴史は、現在の蒜山がま細工生産振興会の皆さまに引き継がれ、
雪景色の中にある建物の2階の小さなお部屋で、がま細工は作られています。
20年ほど前に作られた生産振興会、現在は8名の方ですべて手作業でひとつひとつ作られています。私が訪ねた時、ストーブで暖かいお部屋で和気藹々と手を動かす皆さんが印象的でした。
楽しそうな雰囲気とは裏腹に、がま細工を作る作業はとても大変で、長年作られて指の形が変わってきてしまったり、同じ姿勢の作業に体のあちこちが痛くなったり。
ひとつのものを作る手間と時間と体力を考えると、手にしているがま細工の手提げかごが本当に貴重で愛おしさがより増します…
がま細工はこの工房で作る作業だけではありません。
材料となるヒメガマを育て採取するところから、すべて振興会の皆さまの手でされているのです。とても力のいる作業で大変なのだそう。
刈取などは男性の力も借りて行われているそうです。
10月の始めに刈り取られたガマを川で綺麗に洗い12月頃まで干し、そこからやっと製作が始まります。12月から5月くらいにかけ、全国からのたくさんの注文を、
振興会の皆さんがひとつずつ時間をかけて作られています。
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◎水には強い性質がございますが、濡れた際には乾いた布でよく拭き、
日陰の風通しが良いところで乾かしてください。
size : 横幅約20.5cm まち約9cm 高さ約16cm (持ち手含まず)
※配達希望日時の入力がない場合は、希望なしで発送させていただきます。